2004年長崎佐世保小学生同級生殺害事件をきっかけにしたネット社会の子どものトラブルに関する先行研究として、事件事例調査、有害サイト調査、専門家ヒアリング(社会情報学部教授・情報系専門学校講師・小中高教師・パソコン塾講師・フィルタリングソフト企業・警察庁生活安全局長・警視庁や自治体被害対策担当者等)を実施しました。また、小学生・中学生・高校生・専門学校生・大学生や子育て親等との座談会等により、現代社会に生きる子どもの行動と心のありようを研究してきました。
本事業では、これらの先行研究を基に、小児精神科医等とインターネットによる思春期の精神不安の研究及び子どもたちのSNS及びネットゲーム等によるネット依存の研究を実施しました。
これらの研究に基づき、子どもたちのインターネット犯罪回避をテーマとして、NPOデジコム所属の演劇ユニット「デジタルたまご」が出演する自主制作の演劇「ネットの闇に潜む罠」を、ネット動画として公開しました。
「ネットの闇に潜む罠」